

パスタとは小麦粉を練ったものという意味で、起源は中国からマルコポーロが麺を持ち帰ったのが始まりという説や他にも色々と説はありますが、定かではないようです。
初めは生めんが基本で、料理する際にそのつど小麦粉を練って作られていたようで、ラザーニャのような形を焼いて食べていたのが、食べやすく棒状になり、ショートパスタの形なども作られ、アラビア人によって、乾燥パスタが考えられて、シチリア島に乾燥パスタの作り方が伝わり、乾燥パスタは保存のきくものであったので、便利で世界中に広まっていったようです。
パスタの種類はロングパスタとショートパスタに分けられ、ロングパスタは、日本でも身近なパスタで、うどんや蕎麦などを食べてきた日本人には親しみやすい麺料理でもあります。
ロングパスタの種類の「スパゲッティー」は円形で細長く、太さ1.6mm〜1.9mm前後のスパゲッティーはトマトソース、クリームソース、オイル系のソースなど何のソースにもあい、オールマイティーに使えるパスタです。
「スパゲッティーニ」はスパゲッティーよりも細く、1.2mm〜1.6mm前後のパスタで、汁気の多いあっさりとしたソースなどにあうパスタです。
「タッリアテッレ」は幅5mm〜10mm前後の平麺のパスタで小麦粉と卵で練ったもので、ほうれん草や人参など野菜を練りこんだものもあり、イタリア北部では「タッリアテッレ」イタリア南部では「フィットチーネ」と呼ばれるパスタです。
「リングイーネ」とは楕円形をしたロングパスタでジェノバ風パスタではリングイーネの麺を使うことが多く、「ラザーニェ」の板状のパスタは、日本でもよく食べられるパスタ料理のラザニアで、実は料理名でなく、パスタの形のことを言う。
ショートパスタの種類も豊富で、日本でおなじみなのがマカロニで、直径3mm〜5mmで円筒状になっているショートパスタで、マカロニサラダ、マカロニグラタンなどは身近な料理で、マカロニはトマトソース、クリームソースともとてもよくあい、様々な利用法がある。
「ペンネ」は円筒状で両端がペン先のようにななめにカットされたパスタで、「ファルファッレ」は蝶の形のパスタで、クリームソース、トマトソース、、オイル系ソースなど色々と使えるショートパスタです。
貝殻の形をした「コンキリエ」、らせん状の形をした「フリッジ」などは、サラダなどでもよく使われるショートパスタで、その他にも多数種類はあります。
中に肉や野菜などが入った「ラビオリ」、ジャガイモ、ほうれん草などを練りこんだりする「ニョッキ」などもショートパスタで、このように日本でよく知られているパスタの種類でも数多くあり、イタリア全土なら500〜600種類以上のパスタがあるといわれています。
パスタ料理はイタリア料理の代表であり、パスタ料理の種類も豊富にあり、その地方の野菜や魚や肉などを使ったソースが作られ、たとえばカンパニア州ではトマトが沢山取れることから、トマトベースのボロニェーゼソースやミートソースが作られ、リグリア地方ではバジリコ栽培が盛んなので、バジリコとマツの実のペースト、ジェノベーゼが生まれ、シチリアでは特産のイワシのソースがあり、海に面した土地では魚介類のアサリ、ムール貝などを使ったパスタ料理が有名になるなど、みな、その土地と共に育ったパスタ料理です。
イタリア全土でパスタは自然と人によって育ってきた料理ですね。