

世界の麺のルーツは、古代メソポタミアで小麦が栽培されてから始まり、最初は中に具の入った餃子の形で、それが中国に伝わると、皮と具を分けて食べるようになり、皮を長く伸ばした今の麺の原型になったといわれている。
日本の麺のルーツは中国の「湯餅」といわれていますし、イタリアのパスタも、マルコ・ポーロが中国からイタリアに伝えたという説もあり、色々な説はあるものの、中国からのルーツと考えると、色々な国に伝わった麺がそれぞれ違う形になり、様々な料理になったことを思うと歴史の長さを感じます。
日本のうどんやラーメン、そばも発展していきましたが、イタリアのパスタは長い棒状のパスタは中国からのルーツだといわれていますが、そのほかのパスタは、イタリアで独自の発展をしたといわれていて、パスタの種類もイタリア全土で500〜600種類あるといわれています。
世界の麺作りには「手延べラーメン系列」「そうめん系列」「切り麺系列」「押し出し麺系列」「河粉系列」の5つに分けられます。
「手延べラーメン系列」は練り粉を両手いっぱいひっぱって、線状に伸ばしていく方法で道具や機械を使用せず人の手で作っていく麺です。
手延べラーメン系列の麺には中国の手延べラーメンがあります。
「そうめん系列」は練った小麦粉をひも状に長く伸ばし、2本の棒にまいてひっぱって糸状に作り上げる方法です。
そうめん系列の麺には日本のそうめんや中国の麺線があります。
「切り麺系列」は薄くのばした生地を切って、棒状にのばして、仕上げる方法です。
切り麺系列の麺には日本の手打ちうどんや、そば、タイのバイ・ミー、中国の切り麺があります。
「おし出し麺系列」は小麦以外を原料として生地を作り、麺生地を穴から押し出すことによって線状にする方法です。
おし出し麺系列の麺にはタイのカノム・チーンやセン・ミー、中国のはるさめ、ビーフンなどがあります。
「河粉系列」とは米粉を蒸したり、湯煎したりして半透明の膜状にして切って作る方法で、タイのクオイ・ティオなどがあります。
クオイ・ティオはタイで定番の麺でよく食べられているので、最近は機械化され量産されているようです。
世界の麺には他にもモロッコのクスクスもあり、クスクスは、世界最小のパスタといわれていますし、スリランカのインディアッパは、米でできた生地をおし出し麺にして蒸し、野菜や卵と炒めながらさらに細かくしながら炒める料理です。
世界の麺料理を探してみると歴史の勉強をしているようでどれも食してみたい料理です。